ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回はエルメスの箱について、少しお話をしてみようかと思います★
エルメスの箱といえば、あなたは何色を思い浮かべますか?
この鮮やかなオレンジカラーを思い浮かべるかと思います。
実は、エルメスの箱は元々オレンジではなかったのです。
第二次世界大戦までは、エルメスの包装紙はベージュ色でした。
戦時中のため資材を確保することができず、仕方なくお店に残っていたオレンジの紙を使用します。
終戦後、従来のベージュに戻そうとしたところ、顧客から「オレンジの印象が強い」という意見が多くあり、そのままオレンジ色の包装紙を継続させ、今のエルメスのイメージカラーとなりました。
そんなオレンジボックスですが、かなり前に海外で買われた場合、少し仕様が違うデザインがあります。
こちらです。
HEMESのロゴ下に「FAUBOURG SAINT-HONORE」と記載されています。
エルメスの本店である「フォーブルサントノレ」
箱にこの文字があると偽物だと思われている方もいらっしゃいますが、本物です。
ただし、偽物でもこの文字を入れている可能性もありますから、文字の有り無しだけで判断はしないでください。
この数年では見かけなくなりましたが、ある程度古い年数のものにはよく見かけています。
そして、今のエルメスのボックスには、このような細工もされています。
ブラックライトを当てると、馬車のロゴマークが浮かび上がります。
これは有名ですよね。
肉眼で箱をよーく見ると、ところどころ透明の塗料のようなものがテカっています。
その部分が、こうやって浮かび上がってくるんですね♪
もう7年くらいでしょうか?この箱になったのは。
2015年くらいには仕様チェンジされていたかと思います。
こういった細かいこだわりが、さすがエルメスですよね。
箱にも本物や偽物がもちろんありますが、箱だけで判断するのはオススメしません。
箱だけ本物ということも簡単にできてしまうので、一番大事なのは本体ということを忘れないでくださいね( ;∀;)
最後までお読みいただきありがとうございました。