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詐欺サイトで個人情報を抜き取られたらこんな恐ろしいことが。

ブログをご覧いただきありがとうございます。
ブランド買取店 Coeuricheです。

 

今日はちょっと怖い話でもしましょうか…

 

昨今、ニュースにも取り上げられるようになった
「某百貨店を名乗りブランド品を格安で販売するコピー品詐欺サイト」
もうすっかり有名になっているかと思います。

それでもまだ被害に遭う方が減らないことが残念なのですが…

 

その延長線の話をしたいと思います。

 

ケース①

 

詐欺サイトで商品を購入してしまったAさん。
詐欺サイトだと購入後に気づき、キャンセルしようとしたがキャンセルができませんでした。

ネットで検索すると「受取拒否すれば大丈夫」そうかかれていましたので、受取拒否することに。
後日商品が届き、受取拒否をして代金を支払わずに済みました。
※コピー品と判断されると関税で差し押さえられ、届かない場合もあります。

Aさんはホッと安心したことでしょう。

 

 

しかし、ここから被害がはじまります。

 

見知らぬ人から着払いで荷物が届きました。
もちろんあて先はAさんの名前です。

ネットで何か購入をしたわけでもなく、不信に思ったAさんは受取拒否をします。
配達員さんに説明し、帰ってもらうのも申し訳なくなりますね。

 

なんと…これ、しばらく続きます。

 

何が起こっているのでしょうか?
裏側をお話します。

 

実はこの身に覚えのない荷物…
フリマアプリで購入した方からAさん宛に送られてきたコピー品だったのです。

 

え?フリマアプリ?
フリマアプリで購入なんてしていないのに、なんで?

そう思いますよね。

 

このからくりは簡単です。

フリマアプリで悪質な業者Bがいたとします。
このBは画像と紹介文を無断転用し、あたかも正規品であるかのように偽り販売しています。

そしてこのBが出品しているヴィトンのバッグをCさんが購入してしまいました。

 

Cさんは本物だと思って購入。
しかし、実際に受け取った商品を見てみると…それはとてもわかりやすいコピー品だったのです。

Cさんはすぐ出品者及び運営へ連絡し、何とか返品・キャンセル処理をしてもらえるようになりました。
発送方法は匿名発送だったため、CさんはメッセージにてBの送り先住所を聞きます。

そこでBが答えた住所は…なんと、Aさんの住所だったのです。

 

Cさんは何も知らず、Aさんの自宅へ着払いで荷物を送ります。
ここでもしAさんが受け取っていれば…Bは送料を支払うこともなく済んでしまいます。

しかし、Aさんは受取拒否をしたため、荷物は再びCさんの元へ戻ってしまうことに…
Cさんは何が何だかわからなくなりましたが、運営と長時間やり取りをし、何とかキャンセル扱いの返金処理がされ、無事にお金だけは返ってきました。

 

BのアカウントはBANされ、フリマアプリから消えます。

 


 

ケース②

新たな詐欺サイトが犯罪組織により作られたとき、あなたの個人情報をつかって「あなたが運営者」として名乗られることもあります。
詐欺サイトにある「運営会社」のリンク先をクリックすると、あなたの氏名・住所・電話番号が載っているのです。

これ、どうなるかわかりますか?

その詐欺サイトで購入した方から、あなたへ電話がかかってくるかもしれません。

あなたを本当の運営者だと思った購入者さんが、もしかしたら「ネットで買い物したらこの人から偽物が届いた」と、警察にあなたの名前・住所を提示して相談するかもしれません。

勝手に加害者側にされることだってありえるのです。

 

 

 

どちらのケースも、犯罪組織へ個人情報が渡ると、こうなってしまうという事例です。

Aさんの個人情報は、Aさんが知らないところで勝手に使用され、荷物が送られて来てしまいます。
これが着払いなら受取拒否…という考えにもなりますが、もしこれが元払いで発送されたら?
もしかしたら、ご家族の方が受け取ってしまうこともあるかもしれません。

 

闇が深いですね。

信用できない個人から購入するときは、本当に気を付けないといけません。
ちょっとでもわからない・不安・心配になったら、フリマや広告に出てくる通販サイトでは一切買わないことです。

画像をみて「これは本物かな?」と疑いを向けるのはいいことなのですが、そもそも本物か断定できない場合は購入しないことが1番の回避方法です。

画像だって転用できるんですから…

 

「安いから届かなくてもいいや」
「コピー品でも届けばいいや」

そんな安易に考えないでくださいね。

 

 

被害に遭わないために、自身のネットリテラシーを高めていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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