エルメスの箱には秘密が?本物と偽物の違い。
2022/02/072024/05/31
ブログをご覧いただきありがとうございます。
大阪上本町のブランド買取店 Coeuricheです。
今回はエルメスの箱について、少しお話をしてみようかと思います★
エルメスの箱といえば、あなたは何色を思い浮かべますか?
この鮮やかなオレンジカラーを思い浮かべるかと思います。
実は、エルメスの箱は元々オレンジではなかったのです。
第二次世界大戦までは、エルメスの包装紙はベージュ色でした。
戦時中のため資材を確保することができず、仕方なくお店に残っていたオレンジの紙を使用します。
終戦後、従来のベージュに戻そうとしたところ、顧客から「オレンジの印象が強い」という意見が多くあり、そのままオレンジ色の包装紙を継続させ、今のエルメスのイメージカラーとなりました。
そんなオレンジボックスですが、かなり前に海外で買われた場合、少し仕様が違うデザインがあります。
こちらです。
HEMESのロゴ下に「FAUBOURG SAINT-HONORE」と記載されています。
エルメスの本店である「フォーブルサントノレ」
箱にこの文字があると偽物だと思われている方もいらっしゃいますが、本物です。
ただし、偽物でもこの文字を入れている可能性もありますから、文字の有り無しだけで判断はしないでください。
この数年では見かけなくなりましたが、ある程度古い年数のものにはよく見かけています。
そして、今のエルメスのボックスには、このような細工もされています。
ブラックライトを当てると、馬車のロゴマークが箱全体的に浮かび上がります。
これは有名ですよね。
肉眼で箱をよーく見ると、ところどころ透明の塗料のようなものがテカっています。
その部分が、こうやって浮かび上がってくるんですね♪
もう7年くらいでしょうか?この箱になったのは。
2015年くらいには仕様チェンジされていたかと思います。
こういった細かいこだわりが、さすがエルメスですよね。
ついでに箱の偽物について少しだけご紹介します。
エルメスの箱って角全体に黒っぽい囲いがありますよね。
この囲い、真っ黒ではありません。
本物はほんのりこげ茶のようなブラウンっぽいお色になっています。偽物は真っ黒が多いです。
そして太さ。本物は角に沿って細く線が入っておりますが、偽物は太いです。
パッと目にしたとき、黒い線の存在感がありすぎる箱は怪しいと思ってください。
メル〇リやラク〇にも普通にありますからね。
あとは箱の真ん中にあるエルメスのロゴ。
この箱に対してのロゴの比率も見分け方のポイントです。
どちらも本物です。
バッグの箱もロデオも箱も、エルメスのロゴは控えめなサイズ感ですよね。
もしこのエルメスのロゴが、大きく主張しすぎていたら怪しいと思ってください。
↓↓ちょっと雑ですが、こんな感じのサイズ感になっている偽物の箱があります(笑)
以上のように、箱にも本物や偽物がもちろんありますが、箱だけで判断するのはオススメしません。
箱だけ本物にすり替えるということも簡単にできてしまうので、一番大事なのは本体ということを忘れないでくださいね( ;∀;)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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