実は昔のピコタンには鍵がなかった!?仕様変更の歴史を解説
2021/09/252026/06/16
ご覧いただきありがとうございます。
大阪上本町のブランド買取店 Coeuricheです。
エルメスの大人気ハンドバッグのひとつ…ピコタン。
コロンとしたフォルムがかわいく、カジュアルスタイルにピッタリハマります。

今回はこちらのピコタンについて、お話しようかなと♪
ピコタンは、2002年に登場しました。
元々は飼葉入れをヒントに作られたものになります。
2003年には大ブレイクを果たし、瞬く間にエルメスの人気バッグに。
◆ピコタン参考サイズ
PM (18)→W18/H18/D13cm
MM(22)→W21/H22/D18cm
GM(26)→W27/H24/D22cm
*番外編*
手のひらサイズのピコタンロックミクロ、かなり大きいTGMサイズ、GMのロングショルダーピコタンなども、過去にはございました。
ピコタンが登場した2002年当時、実は現在のようなカデナ(南京錠)は付属していませんでした。
現在多くの方がイメージする「ピコタンロック」になったのは、2008年の□L刻印頃からです。
この仕様変更により、カデナと鍵が付属するようになりました。
つまり、2007年以前に製造されたモデルは「ピコタン」であり、「ピコタンロック」ではありません。
中古市場でピコタンを購入される際は、この違いを知っておくことをおすすめします。
ごく稀ではありますが、エルメスの知識があまりない販売店などで、初期のピコタンが「ピコタンロック」として販売されているケースを見かけることがあります。
もちろんピコタンとピコタンロックでは市場価値や販売価格も異なります。
本来であればピコタンとして販売されるべきお品物を、ピコタンロックと同等の価格で購入してしまうと、損をしてしまう可能性もあります。
また、2008年以前のピコタンにもかかわらず、カデナが付いていてベルト部分に穴が開けられている場合は注意が必要です。
後から加工されている、いわゆるアフター加工の可能性があります。
その場合、純正仕様ではなく社外加工品として扱われることがあり、今後エルメスでの修理やメンテナンスサービスに影響する可能性も考えられます。
中古品は一点ごとに状態や仕様が異なりますし、「カデナが付いているからピコタンロック」と判断するのではなく、製造年や刻印も含めて確認することが大切です。
購入後に後悔しないためにも、ぜひ覚えておきたいポイントですね!
さらに、ハンドルの仕様変更も。

実はピコタンは、ハンドル部分にも仕様変更が行われています。
旧型のピコタンは、本体とハンドルが一枚の革でつながった構造になっています。
それに対して新型は、本体とハンドルが別パーツとなっており、縫製によって取り付けられています。
この仕様は、□F刻印(2002年頃)までは旧型が採用されていました。
そして翌年の□G刻印(2003年頃)になると、旧型と新型が混在する時期に入ります。
さらに□H刻印(2004年頃)には、新型ハンドルへと完全に移行したとされています。
一見すると小さな変更に思えますが、この仕様変更によってハンドル部分の耐久性が向上しました。
日常的に使用するバッグだからこそ、こうした改良は嬉しいポイントですよね。
このようにピコタンは長い歴史の中で、見た目こそ大きく変わらないものの、細かな仕様変更がいくつも行われています。
そのため、同じピコタンでも製造年代によって特徴や評価が異なることがあります。
中古市場で20年以上前のピコタンを見かけた際は、ぜひハンドル部分にも注目してみてください。
年代を見分けるヒントになるだけでなく、エルメスのものづくりへのこだわりを感じられるポイントでもあります☆
以上、ピコタンについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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